鬱金桜(ウコンザクラ)/ Prunus lannesiana E. H. Wils. cv. Grandiflora
さて! 珍しい桜をご紹介します。淡黄緑色の八重の桜・鬱金桜(ウコンザクラ)。4月中旬に開花するオオシマザクラ系サトザクラの園芸品種です。ショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色が名前の由来。ソメイヨシノの開花の後、4月中旬~下旬に淡黄緑色で直径約4cmの花がやや垂れ下がって咲きます。実はとても古くからある桜。
欧米でも人気があり、広く植樹されていて、ピンク系の桜と植えてあるとコントラストも素敵です。
不思議なのが、咲いた直後は淡黄緑の花も、だんだん黄色味が薄れて白っぽくなって、そして全体がピンク色へと変わります。ずいぶん前に写真を撮った覚えがあるので、出て来たら追加します。(順番に写真の整理をしないとごっちゃになっちゃうくらい桜の写真があるので^^;)
ちょっと調べていたら、面白い記事を発見。
黄桜の由来
黄桜は別名「鬱金桜」とも呼ばれるサトザクラの一種で、その透き通るようなうす萌黄色の花びらが風に散るさまは江戸時代から風情のあるものとされています。京の鴨川・宇治川・桂川・淀川と清き流れに囲まれた伏見の地で創業者松本治六郎がことのほか、この黄桜を愛し清酒「黄桜」として販売したのが始まりです。
出典:黄桜カッパカントリー
私が知っているのはこの頃からかなあ? 思わず、歌いそうになってしまいました^^;
今は「山田錦100%の黄桜S」 シブイ。どうも、黄色い桜・鬱金桜(ウコンザクラ)とカッパと渋い”黄桜S”のイメージがつながらない(笑)