桜・はるか

はるか

はるか / Cerasus Sato-zakura Group ‘Haruka’

とても美しい八重桜ですね！
桜・はるかは、震災後の福島県の復興を応援する事業に役立てるため、独立行政法人 森林総合研究所が開発して寄贈した桜です。

サクラ保存林の’思川’の実生から選抜された栽培品種。花はうすい淡紅色で八重咲。2012年に種苗を出願した。NHK大河ドラマ「八重の桜」に関連して主演の綾瀬はるかが命名した。マメザクラ×エドヒガン×オオシマ。

出典：独立行政法人 森林総合研究所「桜の新しい系統保全」

新しい八重桜‘はるか’は、多摩森林科学園のサクラ保存林にある‘思川（おもいがわ）’の種子を 1999 年に発芽させたものです。サクラ類の遺伝研究の材料として育成され、2004 年に開花が確認されました。美しい八重咲きの花をつけたことから、2012 年 12月に農林水産大臣に新品種として登録出願しました。
遺伝子分析によると、‘はるか’は、‘思川’（おもいがわ）と‘手弱女’（たおやめ）の交配したものと考えられており、野生種としてはマメザクラ、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラの 4 種の関与が推定されています。
出典：独立行政法人 森林総合研究所　プレスリリースより

福島県では、八重桜を新たな復興のシンボルとしています。fukushimaさくらプロジェクト

新品種’はるか’が開花しているとの事で、原木に会いに行ってきました。実生でこの世に生まれて18年目の桜。

この桜が、福島の皆さんの復興の手助けとなる事を願っています。